D1GP Rd.5 11月20日(土)
単走ファイナル
順位 | 選手 | スコア |
---|---|---|
3位 | 中村直樹選手 | 98.97 |
15位 | 植尾勝浩選手 | 96.81 |
シリーズチャンピオンに王手をかけている中村直樹選手は、1本目で3番手の得点を出すも更に上の得点を目指して2本目も攻め続ける。
攻めすぎてコースアウト減点も取られ得点は伸ばせず3位で追走へ進んだ。
VALINOタイヤでは初めてエビス南を走る植尾勝浩選手。
1本目でパイロンタッチの減点を取られピンチに追い込まれ、2本目は確実にポイントを取りに行くも伸び切らず15位での追走進出となった。
追走トーナメント
結果 | 選手 |
---|---|
3位 | 中村直樹選手 |
15位 | 植尾勝浩選手 |
ベスト16の内海選手との対戦ではなんと先行でDOSS点「100」をたたき出す。
追走では6点の後追いポイントで圧勝。
ベスト8の対戦相手は末永正雄選手。先行の中村選手がバランスを崩した所へ末永選手が接触して中村選手はマシンを大破させる大クラッシュ。勝敗は末永選手の反則負けとなる。
誰もが修復不能と思ったシルビアを応急処置して中村選手はベスト4の対戦にマシンを並べた。
しかし完璧では無いマシンでは目桑選手には勝てず、3位でフィニッシュとなった。
この時点でシリーズ2位の横井選手が敗退していたのでシリーズチャンピオン決めた。
植尾勝浩選手はベスト16で松井選手との対戦。
VRエンジンと4ローターエンジンンの対決でしたが、追走1本目で植尾選手のマシンにトラブルが発生しリタイアを余儀なくされた。
D1GP Rd.6 11月21日(日)
単走ファイナル
順位 | 選手 | ポイント |
---|---|---|
3位 | 中村直樹選手 | 98.96 |
20位 | 植尾勝浩選手 | 95.94 |
前日の大クラッシュから復活した中村直樹選手は完璧では無いマシンでRd.6に臨んだ。
1本目は大きな減点が入り90点にも届かず窮地に追い込まれる。
単走シリーズチャンピオンがかかった2本目で3位に入る「98.96」を出し、追走進出と単走シリーズチャンピオンを決めた。
植尾勝浩選手は1本目でマシンの振られの5点減点を取られ、2本目にかけるが、思った走りが出来ず2021年最後のラウンドをここで終了してしまった。
追走トーナメント
結果 | 選手 |
---|---|
優勝 | 中村直樹選手 |
中村直樹選手はベスト16で同じVALINOを履く、若手ドライバー秋葉選手との対戦。
スピード差を魅せて無難に勝ち上がる。
ベスト8では藤野選手との対戦。先行でアドバンテージを取って追走へまわると、
今季2度目のフルマーク12点の追走ポイントで圧勝してセミファイナルへ。
セミファイナルは前日敗れた目桑選手との対戦。まずは追走で6点のポイントを獲得しアドバンテージを取ると、先行で99点のDOSS点を叩き出しファイナルへ進んだ。
最後の対戦相手は、今まで苦手としていた小橋選手との対戦となった。
追走では小橋選手の99点に対し後追いポイント「9.5」を取り「7.5」のアドバンテージ。
先行では98点の安定した走りで勝利を手にし、最後のエビス南を勝利で終えた。
ドライバーズランキング
RD.1 | RD.2 | RD.3 | RD.4 | RD.5 | RD.6 | RD.7 | RD.8 | RD.9 | RD.10 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 中村直樹選手 | 7位 | 準優勝 | 9位 | 6位 | 3位 | 優勝 | 優勝 | 優勝 | 5位 | 優勝 |
20位 | 植尾勝浩選手 | ー | 16位 | ー | ー | 3位 | ー | ー | ー | 10位 | 4位 |
単走シリーズランキング
RD.1 | RD.2 | RD.3 | RD.4 | RD.5 | RD.6 | RD.7 | RD.8 | RD.9 | RD.10 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 中村直樹選手 | 8位 | 6位 | 優勝 | 準優勝 | 3位 | 3位 | 10位 | 優勝 | 優勝 | 優勝 |
20位 | 植尾勝浩選手 | 22位 | 15位 | 21位 | 17位 | 15位 | 20位 | ー | ー | 5位 | 13位 |
2021年D1GPシリーズは、Rd.5&Rd6のエビスが緊急事態宣言を受け11月にスライドされた変則スケジュールとなりました。
中村直樹選手がVALINOドライバーとしては初のシリーズチャンピオンを獲得しました。
全10ラウンド中、4回の優勝と準優勝1回と3位1回という戦績で、全てのラウンドで得点を獲得しました。
今シーズン複数回優勝したのは、中村直樹選手ただ一人でした。
単走シリーズにおいても、優勝4回、準優勝1回、3位2回とほとんどのラウンドで上位につけ、単走シリーズチャンピオンも獲得。
植尾勝浩選手はVRエンジンのビッグパワーとハイグリップのVALINOタイヤにより駆動系にトラブルが発生する事が多く納得の行く結果が残せないシーズンとなってしまいました。
2022年はディフェンディングチャンピオンとしての中村直樹選手の更なる躍進とシーズンオフにマシンを更に熟成させた植尾勝浩選手の活躍に今から期待が膨らみます。
1年間VALINOドライバーの応援を頂きありがとうございました。
2022年も引き続きVALINOドライバーの応援をよろしくお願いします。
D1GP Rd.5&6 エビスサーキット植尾勝浩 選手 最終戦まさかのマシントラブル。気迫で走り続けたEBISU
2021D1GPシリーズチャンピオンを獲得した中村直樹 選手 Rd.5&6エビスサーキット