単走ファイナル

新たにエビス西コースに作られたバンクコーナーを使ったコースレイアウトで開催されました。
シリーズランキング3位からチャンピオンを狙う中村選手は1本目で追走進出に十分な得点を出すもマシンにトラブルもあり2本目をキャンセル。
目桑選手は2本目で得点を伸ばして中村選手に続く8位で通過。
D1GP唯一の女性ドライバー下田選手は2本目で目桑選手に次ぐスコアを出して9位で追走へ。
ルーキーのヴィトー選手も1本目ではミスするも2本目を決めて追走進出。
山口選手は1本目をミスしてしまうも2本目で上手くまとめて今シーズン初の追走進出を決めました。
久しぶりにD1GPに参戦した笹山選手でしたが角度をつけきれず予選を通過できませんでした。
植尾選手は1本目でタイヤが外れてしまい失格となってしまいました。
秋葉選手はプロペラシャフトのトラブルにより出走できませんでした。

追走トーナメント

2年連続チャンピオンを獲得するためにも負けれない中村選手はベスト16では松山選手のマシントラブルで勝利。
ベスト8ではランキングトップの横井選手との対戦。1本目の追走では終始マシンを寄せて「12」の接近ポイントをもぎ取りセミファイナルへ。
末永選手とのセミファイナルは、1本目の先行時に「7.5」の接近ポイントを許してしまい、逆転に向けて「10.5」の接近ポイント取り返すもストレートでの接触の減点を取られて4位に終わってしまいました。
1回戦で目桑選手と下田選手のVALINO対決となりました。目桑選手がバンクコーナーで壁にテールを接触してしまい、下田選手が2度目のベスト8へ進出。
次の対戦相手は斎藤選手。スタートミスした斎藤選手に気を取られてしまったかミスが続きベスト8で敗退。
ヴィトー選手は2本ともにミスを犯してしまいベスト16で姿を消してしまいました。
今シーズン初の追走を走る山口選手は、調子の良い北岡選手について行けず初戦で敗退となりました。

単走ファイナル

練習走行で大きなクラッシュをした目桑選手でしたが、見事に復活してVALINO勢トップの7位。
ヴィトー選手は2本目で確実に得点を伸ばして10位まで順位を上げました。
前日やり過ぎて4位に終わった中村選手は気負い過ぎたか高得点は出せず12位で追走進出。
前日、今シーズン初の追走進出を果たした山口選手でしたが、Rd.9では僅差で17位。
その差は16位の中田選手とは全くのどうポイント、セカンドベストが僅か「0.01」差。
下田選手は、2本目でビード落ちが発生してしまい得点を伸ばせず最終戦を終えました。
植尾選手はバンクを攻略しきれず2戦連続で追走進出を逃してしまいました。
笹山選手は2本目のゾーン外しが響いて追走へ進出できませんでした。
秋葉選手は前日のマシントラブルが完全に治らずリタイヤとなりました。

追走トーナメント

ベスト16で2020年と2021年のライツチャンピオン、目桑選手とヴィトー選手のVALINO対決。
目桑選手が追走時トラブルが出てしまいヴィトー選手がベスト8へ。
ベスト8ではチャンピオン争いをしている川畑選手との対決。川畑選手のハーフスピンによりヴィトー選手が初のベスト4進出を決めました。
シリーズチャンピオンを諦めていない中村選手はベスト16で好調松山選手を退けベスト8へ。
しかしこの時点で横井選手が勝ち上がり中村選手のチャンピオンの可能性は潰えてしまいました。
続く対戦は斎藤選手。追走でプッシングしてしまい、フロント部分を大破させてしまうも斎藤選手のミスもあり中村選手がベスト4へ進出。
セミファイナルでは、チャンピオン獲得を決めた横井選手との対戦となりました。
しかしまたしても中村選手が接触してしまいストップ。破損したパーツが客席に飛び込みけが人が出てしまったため、競技はベスト8終了時点で終了となり、1～4位の順位は単走での成績で決定しました。
それによりヴィトー選手が3位に入り初の表彰台。中村選手が4位と言う結果になりました。
中村選手はシリーズを3位で終了しました。