D1GP Rd.9 11月11日(土)
単走ファイナル
順位 | 選手 | スコア |
---|---|---|
6位 | 目桑宏次朗 選手 | 98.16 |
9位 | 秋葉瑠世 選手 | 97.93 |
13位 | 中村直樹 選手 | 97.62 |
15位 | 加納広貴 選手 | 97.49 |
全戦のオートポリスで好調だった中村選手は金曜日の練習走行でも良い手ごたえを感じていました。
しかし、練習走行終了間際にダストに乗ってしまいスピンし激しくコンクリートウォールに激突してしまいました。
翌日の単走ファイナルは完璧ではないマシンでの参戦となり、上位での追走進出は出来ませんでした。
Rd.8準優勝の秋葉選手はお台場でも好調をキープしてました。
追走トーナメント
結果 | 選手 |
---|---|
準優勝 | 中村直樹 選手 |
6位 | 目桑宏次朗 選手 |
8位 | 秋葉瑠世 選手 |
15位 | 加納広貴 選手 |
Rd.8終了時点でランキングトップに立った中村選手ですが、僅か10ポイントの中に5名の選手がひしめく混戦で誰もが可能性を持った状態でのお台場ラウンド。
中村選手の最初の対戦は3ポイント差で2位につけている蕎麦切選手。
午前中の単走では精彩を欠いた中村選手でしたが追走になると彼本来の攻めた追走で距離、角度も揃えて接近ポイントをとると、先行でもスピードに乗った走りで蕎麦切選手を退けると、ベスト8ではその時点でランキング4位の松山選手と対戦。
先行時に9ポイントの接近ポイントをとられるも入れ替えでは11.5ポイントを取り返し逆転でセミファイナルへ。
セミファイナルでは石川選手を相手に14.5ポイントというほぼフルマークの追走でファイナルへ進み、ここでもランキング上位の藤野選手との対戦となりました。
先行時にゾーン不通過の減点をとられ後が無くなった中村選手はフルマーク狙いの追走を試みるも及ばず準優勝となり、優勝した藤野選手との差は3ポイントと迫られました。
今年から投入したBMWがようやく仕上がって来た目桑選手は6位の入りました。
秋葉選手は1回戦で接近ポイント14を獲得しこの日も好調でしたが、ベスト8ではミスを犯してしまい8位。
D1GP Rd.10 11月12日(日)
単走ファイナル
順位 | 選手 | スコア |
---|---|---|
10位 | 秋葉瑠世 選手 | 96.60 |
29位 | 中村直樹 選手 | 94.80 |
2位の藤野選手と3ポイント差で最終戦を迎えた中村選手でしたが、ウェットの路面で思う様に点数が伸ばせず、まさかの単走での敗退となりました。
2位につけていた藤野選手が単走優勝したので、この時点で中村選手のシリーズタイトルは無くなってしまいました。
VALINO勢は他の選手も苦戦するなか、秋葉選手のみが追走へ進出しました。
追走トーナメント
結果 | 選手 |
---|---|
4位 | 秋葉瑠世 選手 |
秋葉選手は1回戦の追走でもどりの減点をとられるも接近ポイントを10獲得すると入れ替えの先行では松川選手を寄せ付けない走りでベスト8へ。
ベスト8の対戦相手は末永選手。終始末永選手のマシンに寄せる追走を見せるともぎ取った接近ポイントはフルマークの15。先行でも98の高いポイントをとりセミファイナルへ進出しました。
秋葉選手は気負い過ぎたか先行で大きなミスを犯し後が無くなると、追走では離されまいと飛び込み過ぎて接触してしまい、最終戦を4位で終えました。
ドライバーズランキング
RD.1 | RD.2 | RD.3 | RD.4 | RD.5 | RD.6 | RD.7 | RD.8 | RD.9 | RD.10 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3位 | 中村直樹 選手 | 7位 | - | 12位 | 10位 | 4位 | 3位 | 3位 | 優勝 | 準優勝 | - |
10位 | ヴィトー博貴 選手 | 4位 | 5位 | 7位 | 9位 | - | 13位 | 11位 | 5位 | - | - |
11位 | 植尾勝浩 選手 | - | 8位 | 優勝 | 4位 | - | - | 6位 | 12位 | - | - |
13位 | 秋葉瑠世 選手 | - | - | - | - | - | - | 7位 | 準優勝 | 8位 | 4位 |
15位 | 目桑宏次朗 選手 | 16位 | - | 4位 | - | 10位 | 14位 | 10位 | - | 6位 | - |
22位 | 粂哲也 選手 | - | - | 8位 | 12位 | - | 12位 | - | - | - | - |
23位 | 森孝弘 選手 | - | - | - | - | 12位 | 10位 | - | 10位 | - | - |
24位 | 下田紗弥加 選手 | 13位 | - | - | - | 15位 | - | - | 8位 | - | - |
30位 | 加納広貴 選手 | 15位 | - | - | - | - | - | - | - | 15位 | - |
31位 | 畑中夢斗 選手 | - | - | - | - | - | - | 15位 | 15位 | - | - |
32位 | 山口孝二 選手 | - | - | - | - | - | - | - | 14位 | - | - |
単走シリーズランキング
RD.1 | RD.2 | RD.3 | RD.4 | RD.5 | RD.6 | RD.7 | RD.8 | RD.9 | RD.10 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5位 | 中村直樹 選手 | 10位 | 19位 | 8位 | 6位 | 8位 | 5位 | 優勝 | 優勝 | 13位 | 29位 |
9位 | ヴィトー博貴 選手 | 14位 | 5位 | 10位 | 5位 | 22位 | 12位 | 9位 | 5位 | 22位 | 39位 |
13位 | 目桑宏次朗 選手 | 16位 | 18位 | 4位 | 37位 | 7位 | 13位 | 7位 | 36位 | 6位 | 40位 |
16位 | 植尾勝浩 選手 | 22位 | 8位 | 16位 | 4位 | - | 21位 | 8位 | 10位 | - | - |
20位 | 秋葉瑠世 選手 | 18位 | 21位 | 36位 | 19位 | 34位 | 35位 | 10位 | 11位 | 9位 | 10位 |
21位 | 森孝弘 選手 | 28位 | 24位 | 24位 | 28位 | 11位 | 8位 | 23位 | 6位 | 19位 | 27位 |
23位 | 粂哲也 選手 | 24位 | 23位 | 14位 | 10位 | 18位 | 11位 | 26位 | 21位 | 23位 | 30位 |
27位 | 下田紗弥加 選手 | 11位 | 31位 | 31位 | 36位 | 15位 | 20位 | - | 16位 | 24位 | 26位 |
30位 | 加納広貴 選手 | 15位 | 27位 | 28位 | 31位 | 25位 | 22位 | - | - | 15位 | 17位 |
31位 | 畑中夢斗 選手 | - | - | - | - | 31位 | 38位 | 15位 | 15位 | 26位 | 24位 |
32位 | 山口孝二 選手 | - | - | 33位 | 25位 | 23位 | 24位 | 20位 | 14位 | 30位 | 36位 |
2023年シーズンは、ぺルギアとドリフトスターの2つのブランドのタイヤで多くの選手がVALINOドライバーとしてG1GPシリーズを戦いました。
王者奪還を目指した中村選手は新車のGR86の熟成とDMECにも参戦するハードなスケジュールに苦戦し、前半はなかなか上位に食い込めませんでした。
エビス以降に調子を上げて追い上げ、オートポリスの優勝でランキングトップに立つも最終戦の予選落ちでシリーズランキングは3位で2023年シーズンを終えました。
VALINOドライバーでタイトルを獲得する事は出来ませんでしたが、ヴィトー選手、秋葉選手といった若手選手の活躍も目立ち、来シーズンへの期待が膨らみます。
2023年シーズン、VALINOドライバーを応援して頂きありがとうございます。
2024年も引き続き応援をよろしくお願いします。