単走ファイナル

2023年も、中村直樹選手、植尾勝浩選手をはじめ多くのドライバーがVALINOタイヤを装着してD1GPシリーズに参戦します。
昨年からD1Lightsシリーズでは実践投入されていた、ドリフトスターもヴィトー選手、秋葉選手が装着してD1GPシリーズに今年から参戦します。
VALINOワークスとして参戦の中村選手は新車のGR86を投入するもマシントラブルが相次ぎ10位に留まりました。
今年2年目のD1GPシリーズを戦う、下田選手、ヴィトー選手は開幕戦から見事に追走へ進出。
今年からD1GPに初参戦する加納選手も、初戦で見事追走へ進出しました。

追走トーナメント

ドリフトスターとして初めてのD1GPでヴィトー選手は順当に勝ち上がりセミファイナルで昨年チャンピオンの横井選手に敗れるも、VALINO勢で最高位の4位となりました。
中村選手はベスト8でライバルの横井選手との対戦で、フルマークの追走を見せるも、DOSSのポイントが伸び切らず敗退となりました。
下田選手、加納選手、目桑選手は惜しくも初戦で敗退となりました。

単走ファイナル

日曜日の奥伊吹は朝から大粒の雨が降る中での開催となりました。
刻々と変化する路面状況の不公平を無くすため、単走のグループ毎に上位の4名が追走へ進出となります。
ヴィトー選手がこの日も好調で、5位のスコアで追走へ進みました。
前日、スコアをまとめれなかった植尾選手はしっかし修正してきて8位から上位進出を目指します。
中村選手は雨の中トラクションが上手くかからず苦戦し、追走へ進むことが出来ませんでした。

追走トーナメント

悪天候が続く奥伊吹で、単走終了後も雨の勢いは弱まる事もなくピットでは突風によりテントの一部が飛ばされるなど、安全に競技を続ける事が困難との判断で、追走トーナメントは行われず、単走の結果を持って順位が決定し、ポイントは通常の半分のポイントが加算されることになりました。
ドライバーズランキングでは、ヴィトー選手が4位と好位置につけました。
次戦の筑波サーキットは高速コースになります。
今回、ポイントを取りこぼした選手の巻き返しが期待されます。