DMEC Rd.7 9月12日(金)~13日(土)
単走クオリファイ
順位 | 選手 | スコア |
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2位 | Piotr Więcek 選手 | 97.2 |
24位 | 中村直樹 選手 | 92.0 |
シリーズチャンピオンがかかるピオトル選手は予選で少しでも上位に入りポイントを稼ぎたい。
1本目で「97.2」ポイントでトップに立ちましたが、2本目はスコアを伸ばせず2位となりました。
中村選手は1本目を「91.0」でこのままでは追走進出が危ぶまれるポイントでしたが、2本目で「92.0」へ伸ばし、24位で追走進出。
今シーズンは全てのラウンドで追走へ進出しました。
クオリファイショーダウン
結果 | 選手 |
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4位 | Piotr Więcek 選手 |
ラウンド2スペインのクオリファイショーダウンのクラッシュでリタイヤを余儀なくされて以来、出走を辞退してきたピオトル選手でしたが、この時点でトップのコナー・シャナハン選手に1ポイントのビハインドがあるため出走をしました。
しかし勝利はできず、4位の1ポイントのみの加算で、ポイント上では全くの同点に並びました。
追走トーナメント
結果 | 選手 |
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3位 | 中村直樹 選手 |
17位 | Piotr Więcek 選手 |
ピオトル選手がシリーズチャンピオンを獲得するためには、シャナハン選手より、1つでも上の順位で終わる必要がありました。
トップ32の先行で安定した走行をしていたピオトル選手でしたが、フィニッシュラインの寸前でコンピュータトラブルでエンジンがストールしてしまい、まさかのリタイアとなり、この時点でチャンピオンの可能性が消えてしまいました。
一方、中村選手はミスのない安定した走りでラダーを勝ち上がりセミファイナルへ。
サドンデスまでもつれ込む激しい戦いでしたが、敗れてしまい、プレイオフの3位決定戦に臨みました。
対戦相手はランキング上位のジェームス・ディーン選手。
その戦いを制して、今シーズン初、2023年以来2度目の3位表彰台に登りました。
【DMEC2025 Rd.7 POLAND】ドリフトマスターズ2025最終戦で自身2度目の表彰台!! 熱狂のワルシャワ国立競技場での戦いを振り返る!!
RD.1 | RD.2 | RD.3 | RD.4 | RD.5 | RD.6 | RD.7 | ||
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2位 | Piotr Więcek 選手 | 中止 | 17位 | 6位 | 優勝 | 優勝 | 3位 | 19位 |
11位 | 中村直樹 選手 | 中止 | 19位 | 9位 | 25位 | 23位 | 23位 | 3位 |
GRスープラの熟成が進んだピオトル選手は、昨年より大きく成績を伸ばしたました。Rd.2ではクオリファイショーダウンのクラッシュによりリタイヤを余儀なくされたものの、その後2回の優勝を含む好調をキープし、最終ラウンドまでシリーズチャンピオン争いをしました。
最後の最後に、マシントラブルでチャンピオンこそ逃しましたが、シリーズ2位に輝き、強いピオトル選手が帰って来ました。
2度目のDMECシリーズ参戦となった中村選手は、クオリファイショーダウンでの優勝や最終ラウンドでの3位など、ヨーロッパのドリフトファンの脳裏にその存在を刻み込むには十分な成績を残しました。
2025年のDMECシリーズは終了しましたが、ヨーロッパでのVALINOドライバーの活躍を今後もご期待ください。